Ivory

今井美樹( MIKI IMAI ) Ivory歌詞
1.夏をかさねて

作詞:佐藤純子
作曲:柿原朱美

窓をあけたら 夏が手招きしてる
南の壁で傾く 陽差しのリトグラフ
潮の香りと はずむパーコレーター
カップをふたつ並べて もうすぐ Tea time

ほら こぼさないでね
夢中でフットボールみてるの その横顔

I love you 好きなもの そのまま追いかけてね
ふたりきりでいること 忘れてしまうほど
音のない昼下がり 泳ぐように
あなたの海 自由に遊んでいてね

風のベランダ 白い湯気のアイロン
バークレー負けた… とひとり あなたはすねてる
ねぇ…銀の波 明日もきっと晴れる
背中につぶやくけれど きこえない m…

ほら 生成りのシャツを
大きくはおったら あなたに包まれてる

I love you 好きなもの 好きなままつかまえてね
まっすぐに見つめる ひとみが好きだわ
ぜいたくな退屈を 楽しむのよ
手に追えないいとしさ きりがない程

夕凪に時間さえ 止まった海
輪郭を 失った光に とけてゆく
あたりまえの夏を くりかえして
だれよりも 特別なふたりになる


2.とっておきの朝を

作詞:今井美樹
作曲:山梨鐐平

波の音が囁いて サ・ラ・サ
空の色に透けて ウ・フ・フ
あたたかな光が 私だけにおはようのキス

となりでまだ夢見てるあなた
「寝顔も素敵ね」 umm…
大きめのパジャマの裾おさえて I kiss you

Ah〜こんな風に ずーっとあなたのそばにいたい

とっておきの朝を2人で感じたい
早く気づいて…あなた

Ah〜目覚めて おはようの顔になる瞬間(とき)に

あなたの大好きなハーモニカの音を
プレゼントしよう I love you


3.ポールポジション

作詞:戸沢暢美
作曲:中崎英也

まだ眠る街を抜け
逢いにゆくのよ 遠いあなたに

ホロあげた カブリオレ
朝の光を積んで走る

海の近くに住むのが趣味と
キメていた 夕べの横顔

女の子達 ため息つかせる
ステキなハート
ひとりじめしたい My Darlin'

私がとるポールポジション
恋のレースは負けられない

心は余裕のポジション
自分に自信がなくちゃ ダメね

散歩しに来たついで
寄ってみたのと言おう 窓辺に

砂浜を歩くとき
素足はきっと まぶしいはず

ねぇ ブランチをごちそうしてね
海を見渡すレストランで

ふたり はじめてする食事だもの
乾杯のビール
そして 見つめ合う For My Love

私がとるポールポジション
恋のレースは あわてちゃダメ

あなたが気にするポジション
いつでもキープするの

私がとるポールポジション
恋のレースは負けられない

心は余裕のポジション
愛して愛される日を もう信じてる


4.彼女と TIP ON DUO

作詞:秋元康
作曲:上田知華

風の噂で
あれから1人じゃないと聞いて
二人の恋が
はじめて終わったみたい

あの部屋の家具の趣味まで
新しく揃えて
WOW WOW
今の彼女のこと以外は
過去形に

思い出してなんかあげない
しあわせそうな人は
彼女と TIP ON DUO
思い出してなんかあげないわ
もう私だって
明日からは
ハートに忘れもの

いつか会おうと
できない約束して別れた
2年前から
キャッチホンの間柄

右腕に誰かいないと
だめなあなただから
WOW WOW
やっとつかまえた未来形
大切に

心配してなんてあげない
1人きりじゃないなら
勝手に TIP ON DUO
心配してなんてあげないわ
もうバトンタッチ
恋の続き
彼女にまかせるわ

もう気にしてなんてあげない
彼女が待っているなら
私も TIP ON DUO
もう気にしてなんてあげないわ
この組み合わせ
これで終わり
ハートを着替えるわ

思い出してなんかあげない
しあわせそうな人は
彼女と TIP ON DUO
思い出してなんかあげないわ
もう私だって
明日からは
ハートに忘れもの


5.オレンジの河

作詞:小林和子
作曲:中崎英也

横顔だけで 「送るよ」と言うの
激しいワイパーのむこう
インターチェンジ 渋滞の灯り
街中 深い海の底

車止めて 時間を忘れて
愛が終わるの 見たかった

さようなら ともだちでは
苦しいの 本気だったの
オレンジの河は走る
消えては瞬く想い出を 追い越して

土曜日ならば 高速に乗って
最後の海を見たでしょう
幾つの恋が ここから生まれて
通りを 何処へ流れるの

近くに来た時は 電話して
きっと 微笑んでみせるわ

これからは 髪のかたち
気にせずに 自由でいいの
ここでいい 飛び出す街
お互い ひとりの孤独へと 帰るのね

さようなら ともだちでは
苦しいの 本気だったの
オレンジの河は走る
あなたを追えない哀しみも 流れてく


6.キスより 吐息より

作詞:戸沢暢美
作曲:佐藤準

月は真珠
吹く風はシルク
話し相手は
窓辺のサボテン

優しい人
わがままでゴメン
今夜 電話は
クローゼットの中

キスより 吐息より No No
いま欲しいの Stay
ひとりの 夜更けの静けさ

自分のためだけに Hu Hu Hu
シャンプーした髪
乾いてゆくわ

淡いジェラシー
ささいなトラブル
愛は素肌で
すき間をうめてる

なじんでゆく
パジャマはYシャツ
あの日 せがんだこと
忘れてた

キスより 吐息より No No
感じたいの Deep
心に住んでる あなたを

抱きしめたい気持ち Hu Hu Hu
今夜はためて
ひとりでいてね

ちょっとオシャレして
明日 電話しよう
いますぐ逢いたいと

キスより 吐息より No No
感じたいの Deep
心に住んでる あなたを

夢の中へ どうぞ Hu Hu Hu
しのんできてね
オヤスミナサイ…


7.野性の風(Album Version)

作詞:川村真澄
作曲:筒美京平

ちょうど破り取られた チケットの文字のように
思い出はもう何も 約束はしないけど
逢うたび変わってた 記憶のスケッチ消さない

最後までそばにいて守れないの
めぐり来る悲しみがわかってても

ほほえんでさよならが言えないから
いつの日か ひとりきり行くのなら
野生の風吹く日に 今のすべてを捨てて
今のすべてを捨てて

放り投げた林檎を 追いかける白い靴
くせのない走りかた それさえも忘れない
「ゴメン…」と言ったのね 背中でフルート聴くように

坂道にあなただけ小さくなる
泣かないで 夕暮れに手をあげて
野生の風みたいに 強い心が欲しい
強い心が欲しい

最後まで見つめたいの
めぐり来る悲しみがわかってても

I stand in the wind
The wind in your heart
That blows forever more
泣かないで 夕暮れに手をあげて
最後まで…


8.Boogie-Woogie Lonesome High-Heel

作詞:戸沢暢美
作曲:上田知華

ハートにキックしてあげる
横目でチェックしていたわ
小さなウィンク返されて 踊る
Oh〜a full moon night

口説かれたって手ごわいよ
スリルだけを感じたい
小意気なJoke かけひきがいい

昨日の痛手が
私を悲しくさせるから
楽しい時間だけを つかむのよ

今夜踊りましょ
夜明けまでBoogie-Woogie Lonesome High-Heel
ステキな気分よ

愛するのって そのだけで
明日のMy Heart しばること
Telephone Number 暗号で言った

淋しいひとほど
楽しいこと 知っている孔雀
華麗にはかない今を生きる

Just I'm Free踊りましょ
帰らないBoogie-Woogie Lonesome High-Heel
せつなく見ないで

さあ踊りましょ
夜明けまでBoogie-Woogie
Lonesome High-Heel
愛よりリズムを


9.ふたりでスプラッシュ

作詞:戸沢暢美
作曲:武部聡志

流星が心に落ちて
あなたを愛し始めていた

その手を離さないでね
もう銀河へもついてゆける

青いベールを降ろして
月が見てる砂浜
波のレースが飾った
素足 踊らせて

ふたりで人魚になりたいのよ
心をしばった糸 ほどくの
触れ合うくちびる シルクの息
We'll Make a Splash つま先がはしゃいでる

砂に埋めた過去は そのままでいいの

波立つ雫はどれも
つかの間だけのダイアモンド

あなたと通る一秒
ひとつも粗末にできない

海の底より静かな
瞳 私見ていて
いつか嵐に遭う時
愛を守れるわ
ふたりで遠くへゆきたいのよ
並んで 未来を旅したいの
両手のぬくもり 鼓動のキス
We'll Make a Splash 体中はしゃいでる

願い事を千の星屑に祈る

ふたりで人魚になりたいのよ
心をしばった糸 ほどくの
触れ合うくちびる シルクの息
We'll Make a Splash つま先がはしゃいでる

天使達も踊る 星の夜でした


10.空に近い週末

作詞:戸沢暢美
作曲:柿原朱美

週末に
ひとりなんて 久しぶり
椅子をベランダに出した

どれくらい
疲れてたか いまわかる
日陽し 素肌につもる

Ah〜何もかも 見えなくして
ふたりの愛は
悲しみへ 急いでいた

さえぎるものの
ないキラメキに
ただ帰りたかったの
不思議ね 空が近い

まちがいに
気づいたのに 戻れない
そんな恋 ねぇあるのね

遠くから
小さな子が はしゃぐ声
歌のように聴こえる

Ah〜目隠しで 過ぎた時が
残した傷に
こだわりが いま消えてく

さえぎるものの
ない風景が
胸にまた生まれそう
見上げた 空が近い
不思議ね 空が近い

Oh〜I'll Never Cry Again
Just Sunshine In My Heart
忘れることは
許すこと たぶん そうね

さえぎるものの
ない青空に
あこがれていたんだわ
不思議ね 空が近い
いつもより 空が近い

La la la…


11.elfin

作詞:今井美樹
作曲:山崎透

蒼い夜の波の声が
私だけにささやいた

月あかりに浮かぶあなた
一人 夢を見てる

陽に灼けた頬に
そっとふれてみる
指先から愛しい

ah このままずっと 光の波間を
二人 滑り出すのよ

Lala Lalalalala
La Lala Lalalalala
La Lala Lalalala

時を駆けて
時を越えて
愛している


12.地上に降りるまでの夜

作詞:岩里祐穂
作曲:柿原朱美

ガラスの箱がすべりはじめる
遠いハイウェイも手のひら

見せてあげるわ 輝く街に
あなたとわたしの最後を

ゆるくからめた弱い指が
力をこめてゆく

涙がおしよせて来る
奪いとるように唇をふさいだ

海風の音 グラスの光り
駐車場で聴いたメロディー

ワイシャツの匂い 時計の響き
初めて抱かれたあの夜

激しくもっと もっと抱きしめて
嘘ならば知ってる

誰かが世界をとめても
心はなれても 唇はなさないで

Un
強く揺れあいながら 地上につく頃
苦しみは終わるの
終わるの


13.ひとりでX'mas

作詞:今井美樹
作曲:今井美樹

目覚めたら雪景色
初めての出来事に心震えた
肩を抱き 頬よせて
何もでき ただガラス越し見た
いつからか憧れてた
降りしきる粉雪は 天使のベール
小説で見たような
きっと今夜ね そう White X'mas

もうあなたの街へも降る
それは真珠色した涙

街中がキャンドルみたい
華やかな瞬間に包まれて
私ではない女性と
新しい時間をゆくのね

まだ好きだと気づいてた
だけど戻れない場所もあるわ

窓の外 海に来た雪
初めての White X'mas
一人きりで X'mas

街中はキャンドルみたい
初めての White X'mas
一人きりで X'mas…

窓の外 海に来た雪
初めての White X'mas
一人きりで X'mas

街中はキャンドルみたい
初めての…


14.瞳がほほえむから(Album Version)

作詞:岩里祐穂
作曲:上田知華

ねえ この世に生まれて最初の朝に何が見えたの?
今 その輝きであなただけを見つめている

一面に咲いた菜の花の色 ほら拍手のように揺れてる

迷った遥かな日々 涙じゃなく力にして
あふれる想いを今こそ果てなく抱きしめて

ねえ 憶えてますか めぐり逢いはいたずらだよね
でも 遠い痛みもいつか愛の強さになる

歩き出す肩にとまる光が 二人やさしさへみちびく

感じて あたりまえのありったけの心の声
さわって くりかえす明日を乗り越えてゆくのね

うれしい あなただけが私だけをさがしていた
見つめて ふたつの瞳に言葉はいらないの

ほら 瞳に映るあなたが今ほほえむから…